(編集部注:この記事は、日本ネクサウェブが1月19日に発行したプレスリリースを基にしていますが、翌日の1月20日に日本ネクサウェブの都合によりプレスリリース自体が取り消されました。そのため、記事の内容は事実と異なっています。)
日本ネクサウェブは1月19日、COBOL統合開発環境製品を提供するMicro Focus Internationalと、企業業務システムの標準化やJava Classに自動変換することで「現代化」する事業の展開に向け、戦略的技術提携を締結したと発表した。
この提携に基づき、両社は、既存の企業業務システムを維持しながら、COBOLの標準技術仕様とJava Class化など開発の相互協力を実施する。
両社は単一のCOBOLソースを多数のプラットフォームに展開できるマイクロフォーカスのCOBOL統合開発環境製品「Visual COBOL」とネクサウェブの企業向けUI/UX基盤「nexacro platform」とVisual COBOLと連携するサーバ開発ツール「X-UP」の技術を提携により連携させる。
Visual COBOLによりオリジナルCOBOLソースをJava Classに自動変換させ、X-UPによりそのJava Classと連携、クライアント(nexacro platform)へデータを渡す。nexacro platformはPCから各種スマートデバイスまでのマルチプラットフォームで展開可能であり、マルチブラウザ、マルチスクリーンサイズをカバーするため、COBOLシステムをスマートデバイスで利用できる。
マイクロフォーカスは、COBOL環境の企業アプリケーションをJava Classに自動変換できるようにするため、相互に技術協力する。アジア地域で成功を収めた場合、将来的には米国やEU市場への進出も視野に入れるとしている。