好悪材料が拮抗--今週の株式

ZDNet Japan Staff 2015年01月26日 11時37分

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 先週の日経平均は、1週間で647円上昇して1万7511円となった。今週、相場は1万7000円台でもみ合うと考えているという楽天証券経済研究所のチーフストラテジスト 窪田真之氏の見解を紹介する。

(1) 好悪材料が拮抗

 年末に日経平均は2万円へ上昇すると予想しているので、1万7000円台は買い場と考えている。ただし、今週の日本株は好悪材料が拮抗して、大きくは上下とも動けないと考える。

<好材料>

  1. 先週22日、ECB(欧州中央銀行)が大規模量的緩和(月額600億ユーロの資産買い取り)を発表したこと。緩和を好感してドイツ株は史上最高値を更新した。
  2. 今週から始まる10~12月決算で、今期(2015年3月期)業績予想の上方修正を発表する企業が増えると考えられること。ただし、企業業績回復の勢いが弱く、市場が期待しているような業績上方修正が発表されないと、逆に悪材料になる可能性もある。

<悪材料>

  1. 原油が下げ止まらず、逆オイルショックが起こる懸念が広がっていること。原油だけでなく、鉄鋼石・石炭・銅など資源全般に値下がりが大きく、ロシア・ブラジルなど資源国全般に景気が急速に悪化する懸念が出ている。
  2. 欧州景気が失速しつつあること。ギリシャ信用不安が再燃するリスクがあることも不安要因となっている。25日に行われたギリシャ議会選挙の開票(途中経過)で、日本時間26日午前4時30分現在のギリシャ内務省の発表によると、反緊縮財政を掲げる野党シリザが議席の半分近くを取って圧勝し、第一党になる見込みだ。選挙結果が確定するのは、日本時間で今日の午後になる模様。
  3. 過激派集団「イスラム国」によって日本人人質1人が殺害されたとされ、なお残る1人の殺害予告と脅迫が続いていること。

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