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新着記事集:「負荷分散」

好悪材料が拮抗--今週の株式 - (page 2)

ZDNet Japan Staff

2015-01-26 11:37

(2) ドイツ株は、ECBの量的緩和を好感して史上最高値更新、インド株も高値更新

 先週は、ドイツの株価指数(DAX)が史上最高値を更新した。ECBの量的緩和実施で通貨ユーロの下落幅が広がり、ドイツ株の上昇に貢献した。ドイツも日本と同じく輸出産業が強いので、通貨安はメリットとなる。また、日本と同じ資源輸入国で、資源価格急落もメリットとなる。金融緩和・通貨(ユーロ)安・資源安が、DAX上昇の追い風となっている。


(DAX指数の推移:2013年1月~2015年1月23日)(出所:ブルームバーグ)

 DAX指数は、2014年夏以降、欧州景気の失速を嫌気して反落していたが、2014年末にかけてECBの金融緩和を好感して上昇に転じた。今回、ECBの大規模量的緩和で最高値を更新した。

 先週、インドの株価指数(SENSEX)も、史上最高値を更新した。モディ首相の経済改革が効果を発揮しつつあることに加え、資源輸入国であるインドが資源価格急落でメリットを受けることも、SENSEX上昇の原動力となっている。

(3) 日経平均とNYダウは、先週、上昇したものの、ともに1万8000の壁を抜けず


(NYダウの推移:2013年1月~2015年1月23日)(出所:ブルームバーグ)

 米景気は好調だが、先行き利上げが想定されていることが、NYダウの上値を抑えている。また、原油急落で、シェールオイル採掘業者に破綻が出てきていることも不安材料となっている。NYダウが1万8000ドルを超えるには、企業業績の一段の拡大を待つ必要がある。


日経平均の推移:2013年1月~2015年1月23日(出所:ブルームバーグ)

 日経平均も、このレポートの最初にあげたように、好悪材料が拮抗しており、1万8000円を抜けて上昇するには時期尚早と考える。

 日米とも、株価上昇にとって重要なのは、企業業績である。目先、一番大切なのは、日米とも10~12月決算の中身だ。日米とも、発表が始まった10~12月決算に注目したいと思う。

 過去記事は、キーワード「日本株展望」から読めます。

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