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「Windows 10」は何種類あるのか--予想されるSKU計画と不明点 - (page 2)

Mary Jo Foley (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 川村インターナショナル

2015-02-02 06:00

 つまり、Window 10 Desktop SKUでは、ModernまたはユニバーサルアプリとWin32アプリを、タブレットモード(フルスクリーン表示)と、デスクトップモード(ウィンドウ表示)のいずれでも実行できる。Windows 10 Mobile SKUは、Modernまたはユニバーサルアプリしか実行できず、フルスクリーンアプリモードしか備えていない。

 Intelが(ようやく)中型、大型タブレットの分野でARMに対抗できるチップセットを提供し始めたため、PCメーカーは2014年後半から、こうしたチップを使って、Win32アプリとModernまたはユニバーサルアプリの両方を1つのデバイス上で実行できるようになった。ARMはスマートフォンや小型タブレットの分野では依然として重要だが、Intelが競争力を高めたことで、Win32アプリとユニバーサルアプリを実行するWindows 10 Desktopデバイスは、Win32アプリを実行できないARMベースのWindows 10デバイスよりも、「Chromebook」と対抗しそうである。

 まだ明らかになっていない(ただし、比較的すぐ明らかになるかもしれない)Windows 10に関連する情報は、以下の通りだ。

  • Microsoftは今後、ARMベースの「Surface」タブレットを開発し、提供する予定はあるのか。筆者は情報筋から一貫して、これはMicrosoftの計画には含まれていないと聞いている。ただしMicrosoftからはこの点についての公式な発言はない。Intelチップが進歩したことと、多くのビジネスユーザーがWin32とModernまたはユニバーサルアプリの両方が実行できることを望んでいるのを考えれば、「その予定はない」というのが筆者の推測だ。
  • 既存のARMベースのSurface(「Surface RT」と「Surface 2」)のユーザーは、今後登場する、Windows 10向けタッチファースト版「Office」を実行できるだけのWindows 10の機能を手に入れられるだろうか。ARMベースのWindows 8デバイスは、Windows 10の一部の機能のアップデートを、今後数カ月以内に受けられる予定であることが分かっている(Microsoft幹部が先頃、そう発言したからだ)。しかし、どの機能がいつ提供されるかは分かっておらず、次世代Officeの互換性については不明だ。
  • Windows Phoneや小型タブレットのユーザーがWindows 10 Mobile SKUを実行する場合、モニターやドック、マウスやキーボードと自分のデバイスを接続して使うことはできるのか。Windows Phoneは過去も現在も、Bluetooth Human Interface Device(HID)のキーボードプロトコルをサポートしていないのは筆者も知っているが、こうした用法については(今のところ)何も聞いていない。

 Windows 10は何種類のエディションがユーザー向けに用意されるのかもまだ分かっていない。少なくともWindows 10には「Home」「Pro」「Enterprise」「Mobile」というエディションがあるというのが筆者の推測だが、Microsoftがこうした点や、これらのエディションの価格について詳しく説明することは、秋のWindows 10のリリースが近づくまではなさそうだ。

 今のところ分かっているのは、Microsoftが、Windows 7、「Windows 8.1」「Windows Phone 8.1」ユーザー向けのアップグレード版SKUを、Windows 10リリース後の1年間は無料で提供する計画であることだ。しかし、その1年間が経過した後、Windows 10のコンシューマー向け価格はいくらになるのか、そして(ボリュームライセンスプランの一部としてアップグレード権を購入済みでない)ビジネスユーザーへの課金はいくらにする計画なのかは分かっていない。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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