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サプライズ決算に反応する株価--日本株今週の見通し

ZDNet Japan Staff

2015-02-02 11:00

 日経平均株価は、「下値は堅いが上値は重い」状態が続いている。先週の日経平均は、1週間で162円上昇して1万7674円となった。ただし、先週末のNYダウが251ドル安と下がったことを受けて、CME日経平均先物は1月30日に1万7500円に下がっている。

 楽天証券経済研究所、チーフストラテジスト窪田真之氏は、2月2日週の日経平均は、引き続き1万7000円台半ばで一進一退と予想している。

個別銘柄は決算発表に大きく反応

 現在、発表中の10~12月決算に注目が集まっている。決算発表時に、通期(2015年3月期)の業績見通しを増額または減額修正する銘柄の値動きが大きくなる傾向がある。

29日(木)に2015年3月期経常利益の予想を修正した銘柄: 修正前・修正後見通しおよび1月30日(金)の株価騰落率(金額単位:億円)


(注:東証一部上場で時価総額900億円以上が対象、IFRSまたはSEC基準採用銘柄は連結税前利益を経常利益とした、各社決算短信等より楽天証券経済研究所が作成)

 1月30日の日経平均は、前日比0.4%上昇している。日経平均の動きと比較し、業績修正を発表した銘柄の値動きが大きいことが分かるだろう。増額修正で株価が上がり、減額修正で下がることが多いが、そのようにわかりやすい反応ばかりではない。

 株価は、市場の期待に対するサプライズ(驚き)に反応する。利益の増額修正を発表しても、サプライズがなければ株価の動きは小さくなる。川崎重工業(7012)は、早い時期から増額修正の観測が出ていたので、今回増額を発表しても株価の反応は限定的だった。

 修正幅が小さいと逆の反応もある。積水化学(4204)は、小幅の増額修正を発表したので、好材料が出尽くしとなって売られたと考えられる。逆に、小幅の減額修正を発表したショーワ(7274)は、悪材料出尽くしと見られて買われたと考えられる。

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