Symantecは米国時間2月5日、2015会計年度第3四半期(1月2日締め)の業績を発表した。
セキュリティソフトウェアメーカーであるSymantecは、同期に売上高16億3800万ドル、純利益2億2200万ドル、1株当たり利益32セントを計上した。非GAAPベースの純利益は3億6700万ドル、1株当たり利益は53セント。
アナリスト予想では、売上高が16億7000万ドル以上、1株当たり利益が49セントとされていた。
2014年10月、SymantecはeBayやHewlett-Packard(HP)などに続いて分社化を発表した。
同社は取締役会の満場一致で、セキュリティに重点を置く会社と、情報管理に重点を置く会社に分割することを決めた。この新しい情報管理事業は、バックアップ、リカバリ、アーカイブ、電子情報開示、ストレージ管理、情報可用性サービスからなる。
Symantecはこの情報管理分野の新会社の名称を、Veritas Technologiesとすることを先週発表したばかりだ。同社が管轄することになる事業は、2014会計年度に25億ドルの売上高を上げている。
Symantecの最高経営者(CEO)であるMichael Brown氏は、情報管理事業が「加速度的に成長しており、NetBackupアプライアンスとNetBackupソフトウェアの両方で2桁成長を遂げている」と強気に述べている。
セキュリティ事業を担う会社は、消費者向けおよびエンタープライズ向けのエンドポイントセキュリティ、エンドポイント管理、暗号化、モバイル、SSL証明書、ユーザー認証、データ損失防止、メール、ウェブ、データセンターのセキュリティサービスなどを継続する。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。