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IoTは企業のセキュリティをどう変える? - (page 2)

Conner Forrest (TechRepublic) 翻訳校正: 石橋啓一郎

2015-02-16 06:00

 セキュリティのプロフェッショナルは、IoTのデータの収集と送信関連して直面する3つの大きな課題に直面するとPartridge氏は言う。

  1. 秘密性:アクセスできるべきではない人からデータを守ること
  2. 完全性:生成されるデータが、送信中にデータを改ざんされたり、検知されたり、盗聴されたりしないことを保証すること
  3. 認証:受け取るデータが正体が分かっている情報源から来たものであることを保証すること

 IoTはまだ多くの知識労働者にとって新しい概念であり、今後しばらくの間はその状態が続くだろう。Perkins氏は、IoTが従来の形のデータの収集、処理、格納、配布を破壊するものだということを、従業員が理解する必要があると話す。このため、従来の形のITセキュリティは、IoTでは有効ではない。

 Perkins氏はまた、接続されるデバイスや管理システムによって収集されるデータの量について意識する必要があると述べている。

 「モノのインターネットによって、ビッグデータはますます大きくなる」とPerkins氏は言う。「なぜなら、IoTを利用することで、これまではネットワーク上にはなかったデータが、文字通りネットワークに溢れかえることになるからだ」

ゲートウェイの保護

 「データ」と「データベース」という言葉について考えてみてほしい。読者の持っているイメージが筆者のものと同じであれば、常に移動しているというイメージは出てこないだろう。多くのIT関係者はよく知っているだろうが、データベースはしばしば銀行に例えられる。しかし、銀行にあるお金を守るのと、装甲車の中にあるお金を守るのは別の話だ。

 現実にはデータは常に動いており、データが移動する経路もモノのインターネットによって大きく変わる。

 IoTセキュリティで相互接続性が重要になるのはこの部分だ。IoTのデバイスを導入すると、ネットワーク上のさまざまな要素がデータを交換する接点が出てくる。Krehel氏は、こういったチェックポイントに焦点を絞るべきだと考えている。

 「さまざまなチェックポイントで、接続性を詳しく調べる必要がある」とKrehel氏は話す。「問題なのは単にデバイスが安全に接続されているかどうかではなく、デバイス間のやりとりだ。重要なのはインタラクションだ」

 典型的なIoTデバイスには、セキュリティのコードを処理できるだけの処理能力がないとPerkins氏は言う。Partridge氏によれば、IoTのデバイスに搭載されているチップの多くは、ゴルフボールのディンプル(くぼみ)に入るような大きさだ。

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