Accentureの子会社で米政府機関向けのサービスを手がけるAccenture Federal Services(AFS)は、米政府機関向けのデジタルサービスプロバイダーであるAgilexを買収することで合意した。
米国時間2月9日に発表されたこの買収により、同社は「Accentureにおける米政府機関向けのアナリティクスやクラウド、モバイル関係のIT能力が強化される」と述べている。
買収の金銭面での詳細は明らかにされていない。
Agilexは米政府機関で高まるITニーズに対するソリューションを提供する企業だ。この非公開企業は退役軍人省や国土安全保障省、商務省といった数多くの政府機関を顧客に抱えている。
AFSの最高経営責任者(CEO)David Maskovitz氏は以下のように述べている。
「Agilexの買収は、AFSが政府機関市場において革新的なリーダーとしての地位を確固たるものにするうえで役立つだろう。両社のIT技術とアジャイル(迅速)な手法によって、日々進歩しているデジタルテクノロジの力を顧客が活用できるようにするとともに、連邦政府の抱える極めて複雑な難問を解決するシステムの迅速かつ予測可能な配備を支援するためのわれわれの能力が向上するはずだ」
Agilexの共同創業者であり副会長でもあるJay Nussbaum氏は、Accentureに加わることでAgilexはその能力を拡大するとともに、「政府機関に対するさらなる支援」が可能になると述べている。
米バージニア州アーリントン郡に拠点を置くAFSは、防衛関係や情報関係、公衆安全関係、民間関係や軍関係の保健関連機関といった米国最大規模の30の政府機関を顧客にしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。