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原油急落の恩恵--景気は踊り場脱出へ

ZDNet Japan Staff

2015-03-02 10:40

 楽天証券経済研究所のチーフストラテジスト窪田真之氏は、景気回復を織り込む日本株の上昇が始まっていると指摘する。今はまだ景気回復の実感がないと考える人も多いかもしれないが、株は多くの人が回復を実感する前に動く。今年は、原油急落、円安の恩恵から、日本の景気回復色が強まると予想される。日経平均は、近いうちに1万9000円をつけるだろう。

原油急落の恩恵は大きい、今後、景気は踊り場脱出へ

 アベノミクス開始後の2013年に、一時日本の景気回復が鮮明になったが、2014年には一転して停滞局面に入った。欧米の定義では、2014年4~9月は短期景気後退局面に該当する。

 10~12月にようやく景気が持ち直したが、回復力は弱いままだ。ただ、ここで強力な追い風が吹いた。原油安だ。原油だけでなく、銅、鉄鋼石、石炭など日本が輸入する天然資源が全面安となった。資源安ショックで資源国の景気悪化は避けられないが、日本企業は、円安・資源安のメリットを受けて競争力が一段と強まった。

 2015年は、景気踊り場を脱出して、日本の景気回復色が強まる年になると予想される。

日経平均の動き:2013年1月~2015年2月


(楽天証券経済研究所が作成)

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