編集部からのお知らせ
解説集:台頭するロボット市場のいま
解説集:データ活用で考えるデータの選び方

日本株への強気継続も短期的には乱高下の可能性も

ZDNet Japan Staff

2015-03-03 11:16

 3月2日週は、アメリカで重要な景気指標の発表が続く。楽天証券経済研究所のチーフストラテジスト窪田真之氏は、米景気が強すぎて利上げが近いという見方が広がると、世界的に株が売られるきっかけとなる可能性があり、注意を要すると話す。

 特に、6日(金)日本時間22時30分発表予定の2月の雇用統計は注目が高くなっているという。

 米景気が「ほどほどに強い」なら問題ないが、「強すぎる」と判断されると利上げ懸念が強まり世界的に株が売られるリスクが生じる。もちろん、米景気がいきなり「弱い」と判断されるのも、米国株には良くない。「強すぎず」「弱くはなく」「ほどほどに強い」状況が続くか、注目だ。

短期的に乱高下する可能性に注意

 原油安・円安の追い風を受けて、日本の景気・企業業績の回復基調が明確になりつつあるので、年末に日経平均が2万円に上昇するとの見方は変わらない。アメリカで利上げがあっても、それで日本の景気・企業業績の回復トレンドが変わるとは考えられない。

 ただし、短期的に日経平均が乱高下する可能性には注意が必要だ。過去20年以上、日経平均の短期的な動きは日本人よりも外国人の売買動向によって決まってきた。外国人は、買う時は上値を追って買い、売る時は下値を叩いて売る傾向があるからだ。

 日本の景気・企業業績とは無関係に海外の事情によって、外国人が日本株を急に売ってきたり買ってきたりすることがある。今年も、米利上げ懸念やギリシャ信用不安から日経平均が急落、急騰する局面はあるだろう。

アメリカの利上げを世界の投資家が恐れる理由

 米FRBは、アメリカの中央銀行であるとともに、事実上世界の中央銀行でもある。ドルは世界中の金融取引で使用されているので、アメリカが金融を引き締めると、世界の金融が引き締まる傾向があるからだ。

 それだけに、世界中の投資家がFRBがいつ利上げを敢行するか、注目される。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

Special PR

特集

CIO

セキュリティ

スペシャル

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]