MicrosoftとCisco Systemsは米国時間3月11日、クラウドおよびデータセンター分野での両社の提携関係を強化すると発表した。
両社は2014年7月にクラウドおよびデータセンター市場での販売で提携したが、今回の提携強化の目的は、通信事業者や他のクラウドプロバイダーに向けて、両社のハイブリッドクラウドアーキテクチャを共同で販売していくことだ。
両社の発表によると、クラウドプロバイダーは技術プラットフォーム「Cisco Cloud Architecture for the Microsoft Cloud Platform」を採用することで、コストの削減と運用の簡素化ができるという。これはMicrosoftの「Windows Azure Pack」と、Ciscoの「Cisco Application Centric Infrastructure(Cisco ACI)」アーキテクチャに基づくネットワーク機器やサーバを組み合わせたものだ。
この組み合わせにより、クラウドベンダーはビッグデータや障害復旧といったサービスを、DevOpsのスピードに合わせて提供できるようになると両社は述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。