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年末の日経平均予想を引き上げ

ZDNet Japan Staff

2015-03-16 10:52

 先週の日経平均は、米早期利上げ懸念を受けて一時1万8577円まで下落したが、週後半は外国人投資家の積極買いで、1万9254円まで急伸した。

 楽天証券経済研究所のチーフストラテジスト窪田真之氏は、3月16日週も、外国人投資家の買いによって、日経平均は堅調に推移すると見ているという。年末の日経平均予想を2万円から2万1000円に引き上げた。

景気回復を織り込み始める日経平均

日経平均週足:2013年1月~2015年3月13日


 「景気回復の実感がない」と思う方もいらっしゃるかもしれないが、株は多くの人が回復を実感する前に上昇する。下がる時は、多くの人が景気悪化を実感する前に下がる。

 今の日経平均上昇は、2015年に日本の景気や企業業績が、再び拡大局面に入ることを織り込む動きと見ている。

来期の企業業績見通しを引き上げ

東証一部全産業(除く金融)ベース経常利益の増益率


(出所:予想は楽天証券経済研究所)

 全産業(除く金融)ベースの来期経常利益予想を引き上げた。来期増益率を、1月11日に8%増から11%増へと引き上げたが、今回さらに11%増から15%増へ引き上げた。

 円安メリットに加えて、来期、原油安メリットが本格寄与する効果が表れる。今期は、原油安メリットがまだ本格的には出ていない。過去に高値で買い付けた在庫が残っているからだ。今期は、高値在庫を処分している状態で、来期に原油安効果が完全に寄与する。

 来期は、長期契約のLNG(液化天然ガス)輸入価格が下がってくると見られている。輸入LNG価格が下がると電力料金にも下げ余地が出てくるとだろう。原油だけでなく、LNG、鉄鋼石、石炭、銅、天然ゴムなど日本が輸入する資源が全面安になったメリットが、来期日本経済の追い風となる。

 さらに、来期になると、日本株上昇の資産効果で、高額消費が回復するだろう。

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