#2:体裁良く見せようとしない
チームの存続がかかっている場合、直面している非常事態が及ぼす本当の影響をチームに伝えないようにするよりも、事実をありのままに提示する方がずっとよい場合もしばしばある。オープンかつ正直な態度を貫くことで、行動の求めに納得してもらえるようにするとともに、チームメンバーに対して、通常通りに業務をこなすのではなく、より高い目標に向かって作業していると理解してもらえるようになる。
これはこまごました問題を報告してチーム内に波乱を巻き起こしたり、チームを意気消沈させるということを意味しているわけではない。しかし会社の浮沈がかかっている場合には、ぬるま湯状態を生み出すと何が危険にさらされるのかをチームに理解してもらう必要がある。
#3:大胆になる
既存のポリシーや手続き、組織構造に従って作業しようとすると、いつも問題が発生するという場合、大胆な行動を検討する時が来たと言えるだろう。付き合いの長いコンサルティングパートナーやベンダーが目的にかなう答えを出せないのであれば、別のパートナーやベンダーへの変更を考えてほしい。インフラチームが名案を考え出せないのであれば、それができるサードパーティーにアウトソーシングしてほしい。指示系統内に何らかの問題があるのであれば、それを迂回する方法を模索してほしい。プロジェクトの重要性がある程度以上に高いのであれば、通常の手続きから逸脱することであなたの評判を危険にさらす、あるいは頭を下げる必要が出てきたとしても、チームを失敗、解体に導くよりもずっとましなはずだ。