#4:評価基準を設定する
最も苦しい時期には、いつ来るか分からない将来の成功を思い描くのは難しい場合もある。このため、そうした時期を乗り切る方法を計画する際には、成功の評価基準の設定が必要不可欠となる。成功への道筋における妥当なマイルストーンを設定しておくことで、チームのモチベーションを維持するとともに、パニックが常態化する前に、マイルストーンに対する進捗を追跡できるようにするのだ。さらに、考え抜かれた評価基準を用意すれば、非常事態が終息した時にチームのモードを切り替えられるとともに、非常事態の常態化による燃え尽き症候群からチームを守れるようにもなる。
まとめ
非常時にはリーダーとしての肝の据わり具合が試される。それとともに、この時期はリーダーとしての能力が著しく伸びる時でもある。リーダーシップは人生と同様に、逆境が最も効果的な教師となるのだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。