映画「イミテーション・ゲーム」に登場した小道具たち - 3/11

Nick Heath (TechRepublic) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子

2015-03-21 07:00

 映画「イミテーション・ゲーム--エニグマと天才数学者の秘密」では、コンピューティングの父であり、第2次世界大戦の暗号解読者でもあるアラン・チューリングにまつわるストーリーを扱っている。

 3月13日に公開されたこの映画は、ナチス・ドイツの暗号通信を解読しようとする連合国に協力する英国の数学者に焦点を当てたものだ。

 この映画は、多くの好評価を得ている。特にBenedict Cumberbatch氏の演じるチューリングが絶賛されているが、事実に則していないところが見受けられるという批判もある。

 同作の公開を機に英国のブレッチリー・パークで小道具の展示会が行われている。この地にはチューリングが戦争中に勤務していた政府暗号学校(GC&CS)が置かれていた。

Bombeの解体

 戦争終結後、ブレッチリー・パークで使用されていたBombeは、ウィンストン・チャーチル首相の命令によって、ナチス最高司令部が使用していた「Lorenz」(ローレンツ)という暗号を解読するために用いられていた「Colossus」(コロッサス)というマシンとともに解体された。

 また、ブレッチリー・パークに勤務していた人々は、公職守秘法(Official Secrets Act)に縛られ、自らの仕事について数十年間にわたって沈黙を守ることになった。

Bombeの解体

 戦争終結後、ブレッチリー・パークで使用されていたBombeは、ウィンストン・チャーチル首相の命令によって、ナチス最高司令部が使用していた「Lorenz」(ローレンツ)という暗号を解読するために用いられていた「Colossus」(コロッサス)というマシンとともに解体された。

 また、ブレッチリー・パークに勤務していた人々は、公職守秘法(Official Secrets Act)に縛られ、自らの仕事について数十年間にわたって沈黙を守ることになった。

提供:shaunarmstrong/mubsta.com

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