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円安(ドル高)トレンドに転機が近づいている可能性 - (page 2)

ZDNet Japan Staff

2015-03-20 10:38

FOMCメンバーによる先行きFF金利の見通し引き下げ

 ところが、最近になって「そんなに金利が大きく上がるはずがない」との見方がじわじわ広がってきている。窪田氏のように、1~2回の利上げで打ち止めと予想する人はまだ少ないが、それでも、市場コンセンサスは徐々に窪田氏の考えに近づいてきている印象だという。

 3月18日の米FOMC発表で注目されたのは、金融政策決定メンバーによる先行きのFF金利の予想だ。

FOMCメンバー17人によるFF金利の先行き予想(中央値)


(出所:米FRB)

 現在FF金利の誘導水準は0~0.25%で、実質ゼロ金利に誘導されている。利上げを続けて、トータルでどれだけFF金利を引き上げるか、政策決定メンバーの予想がここに表れている。原油急落を受けて、先行きのFF金利の上昇予想幅は縮小された。

 FOMC声明の発表直後に為替市場でドル安(円高)が進んだのは、先行きのFF金利上昇幅が縮小されたことに市場が反応したものだ。

日本の貿易赤字縮小も心理的に円安(ドル高)を進みにくくしている

 財務省が3月18日に発表した2月の貿易統計速報(通関ベース)によると、日本の貿易収支は4245億円の赤字だった。赤字額は、前年同期と比べて、47%減少した。円安を受けて輸出が2.4%増えたこと、原油安を受けて輸入が3.6%減ったことが影響した。

 窪田氏は、今年か来年に日本は貿易黒字に復帰すると予想しているという。このように、日本の貿易赤字が減少してきていることもドルの上値を重くしつつある。

 過去記事は、キーワード「日本株展望」から読めます。

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