Amazon Web Services(AWS)は、かねての約束通り、ブロックレベルのストレージボリュームを提供する「Amazon Elastic Block Store」(Amazon EBS)の容量や速度、スループットを増強した。
今回のアップグレードは、2014年11月に開催された同社の年次開発者会議「AWS re:Invent 2014」で発表されていた。
Amazon EBSは、同社の「Amazon Elastic Compute Cloud」(Amazon EC2)のインスタンスで使用するためのストレージボリュームを提供するサービスだ。
2014年6月、同社はAmazon EBSでSSDを使用した新たなボリュームタイプを発表するとともに、その可用性は99.999%であると述べていた。この「General Purpose(汎用)SSD」は、小~中規模のデータベースにおける生産性向上を目的とするもの。
これにより顧客は、General Purpose SSDと「Provisioned(プロビジョンド)IOPS SSD」、「Magnetic(マグネティック)」という3つのEBSボリュームタイプから選択できるようになっている。
今回のアップグレードにより、General Purpose SSDオプションでは最大容量が16テラバイト、最大IOPSが1万IOPS、最大スループットは160MBpsとなった。また、高性能なProvisioned IOPS SSDオプションでは、最大容量が16テラバイト、最大IOPSが2万IOPS、最大スループットは320MBpsとなった。
提供:Amazon Web Services
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。