日本オラクル 代表執行役 社長 最高経営責任者 杉原 博茂氏

日本オラクル 代表執行役 社長 最高経営責任者 杉原 博茂氏
本日は入社おめでとうございます。日本オラクル設立から30周年を迎える記念すべき年に、5人の精鋭を迎えることができました。私は皆さんのことを、最高級を意味する “Five stars(ファイブスター)”と呼びたいと思います。日本オラクルでは、東京オリンピック・パラリンピック競技大会が開催される2020年までに「クラウドでナンバーワンになる」「もっとも賞賛される会社になる」を二本柱とする「VISION 2020」を掲げています。今日から新たなスタートを切る皆さんの力も加え、一緒にこのVISIONを実現しましょう。
さて、世界はいま「デジタルディスラプション」による新産業革命の時代を迎えています。革新的な全く新しいビジネスモデルが従来のそれに取って代わる時代であり、今や、すべての社会や産業やコミュニティにも大きな変革の波が押し寄せています。米Oracleの創業者で、取締役会経営執行役会長 兼 最高技術責任者(CTO)であるLarry Ellisonが、「2014年はクラウド元年」と宣言するなど、クラウドに大きく舵を切っています。設立から37年を経て、Oracleは、売上高約4兆5000億円、時価総額約23兆円、従業員数12万人超の大企業となりましたが、Larry EllisonやCEOのMark Hurdの強いリーダーシップのもと、「クラウドと言えばOracle」となれるよう日々邁進しています。
この変革の波に立ち向かうために、「Do-Big-Different!」を奨励しています。私たち自身が失敗を恐れずに、昨日より、先月より、去年より、やったことのない飛躍的なチャレンジをしていきましょう。また、最も賞賛される会社になることを目標に、従業員満足度を世界のエクセレントカンパニー並みの85パーセントまで引き上げることを使命とする、「Mission85」と言う取り組みを立ち上げています。皆さんの新鮮な眼は、新しいビジネス・チャンスや、先輩社員達が知らず知らずのうちに追従している慣習を浮かびあがらせてくれると思います。ぜひ積極的に参加して、一緒に新しいオラクルを創っていきましょう。