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外国人から見た日本株--2013年高評価、2014年失望、2015年再評価

ZDNet Japan Staff

2015-04-14 10:54

 4月13日の日経平均は2円安の1万9905円だった。日経平均株価が先週、一時2万円をつけたことから、個人投資家から利益確定売りが増えるとの見方もあったが、今のところさほど大きな売りは出ていない模様だ。

 楽天証券経済研究所のチーフストラテジスト窪田真之氏は、外国人投資家と日本の公的資金(GPIFや日本銀行)がけん引する形で徐々に下値を切り上げる展開が続くとの見方を継続するという。

外国人が日本株を買う理由:期待と恐怖

 外国人が日本株を買っている理由は何だろう。2つある。日本の回復を評価する外国人投資家は、日本株のパフォーマンスが良くなると期待して、日本株を買ってきている。だが、それだけでは、今起こっている外国人の買いの概ね半分しか説明したことにならない。

 残り半分は何か。それは恐怖だ。日本をあまり評価せず、グローバル株式ファンドで日本株の組入比率を低くしてきた外国人投資家は、今年に入ってからベンチマークとしているグローバル株式指数(注1)をアンダーパフォーム(注2)するようになっている。

 これ以上、負けが大きくなったら取り返せなくなるとの恐怖から、日本株の組み入れを増やさざるを得なくなっている。ここで、専門用語を2つ使ったので、以下にその意味を解説する。

(注1)ベンチマークとしているグローバル株式指数

 グローバル株式ファンドの運用成績を評価するために、比較対象として何らかのグローバル株価指数をベンチマークとしてあらかじめ決めておくのが普通だ。ファンドの運用利回りがベンチマークの利回りを上回っていれば、運用成績は「良い」、下回っていれば「悪い」と判断される。

 日本株ファンドで言えば、TOPIX(東証株価指数)や日経平均がベンチマークとされ、運用利回りがTOPIXや日経平均を上回るか否かが、ファンドの運用成績評価に使われる。

(注2)アンダーパフォーム

 ベンチマークの利回りを下回ること。ベンチマークが10%上昇している時は、ファンドが10%以上の利回りを出さない限り、評価は「アンダーパフォーム:悪い」となる。

 例えば、プラス9%ならばアンダーパフォームだ。一方、ベンチマークが10%下落した場合は、ファンドが10%以上、下落した場合だけ、運用評価は「アンダーパフォーム:悪い」となる。マイナス5%ならば、ベンチマーク(マイナス10%)よりマイナスを少なく抑えたので、運用評価は「ベンチマークを上回る」になる。

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