マクニカネットワークスは、パブリッククラウドの利用状況を可視化するサービス「Skyhigh Cloud Security Platform」を4月1日から提供している。開発元のSkyhigh Networksと販売代理店契約を交わしている。4月14日に発表した。
Skyhigh Cloud Security Platformは、企業のクラウド利用状況のすべてを可視化する。1万以上のクラウドサービスの実際の使用状況をもとにクラウド自体のリスクやエンドユーザーのアクティビティのリスクを判定し、企業のクラウド利用リスク状況を把握できるという。3月時点でCisco、DirecTV、Hewlett-Packard(HP)などを含むワールドワイドで350以上の導入実績があるとしている。
誰が、いつ、どのクラウドサービスにどのよう行動をしているかをすべて把握できるのでシャドーIT対策に有効と説明。単にアクセスを可視化するだけでなく、アクセスしているクラウドサービスのリスクとアクティビティのリスクを把握できるとしている。
Skyhigh Networksは現時点で1万以上のクラウドサービスの調査結果に基づくリスクポイントを持っており、クラウドの利用状況の把握とともに、アクセスされているクラウドサービスのリスク状況を把握できる。
クラウドサービスのリスクに加えて、エンドユーザーのアクセス状況のモニタも実施。人為的な不信なアップロードやダウンロードなど不信なアクションも監視する。Skyhigh Cloud Security Platformで対応しているいくつかのSaaSのセキュリティを強化する機能も提供する。日本では今後順次提供していく。
Skyhigh Cloud Security Platformは主要なSaaSに対応している(マクニカ提供)