マクニカ、クラウドの利用状況可視化サービス--企業全体でリスクを把握

NO BUDGET

2015-04-17 17:58

 マクニカネットワークスは、パブリッククラウドの利用状況を可視化するサービス「Skyhigh Cloud Security Platform」を4月1日から提供している。開発元のSkyhigh Networksと販売代理店契約を交わしている。4月14日に発表した。

 Skyhigh Cloud Security Platformは、企業のクラウド利用状況のすべてを可視化する。1万以上のクラウドサービスの実際の使用状況をもとにクラウド自体のリスクやエンドユーザーのアクティビティのリスクを判定し、企業のクラウド利用リスク状況を把握できるという。3月時点でCisco、DirecTV、Hewlett-Packard(HP)などを含むワールドワイドで350以上の導入実績があるとしている。

 誰が、いつ、どのクラウドサービスにどのよう行動をしているかをすべて把握できるのでシャドーIT対策に有効と説明。単にアクセスを可視化するだけでなく、アクセスしているクラウドサービスのリスクとアクティビティのリスクを把握できるとしている。

 Skyhigh Networksは現時点で1万以上のクラウドサービスの調査結果に基づくリスクポイントを持っており、クラウドの利用状況の把握とともに、アクセスされているクラウドサービスのリスク状況を把握できる。

 クラウドサービスのリスクに加えて、エンドユーザーのアクセス状況のモニタも実施。人為的な不信なアップロードやダウンロードなど不信なアクションも監視する。Skyhigh Cloud Security Platformで対応しているいくつかのSaaSのセキュリティを強化する機能も提供する。日本では今後順次提供していく。

Skyhigh Cloud Security Platformは主要なSaaSに対応している
Skyhigh Cloud Security Platformは主要なSaaSに対応している(マクニカ提供)

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