オープンソースが主役に--2020年に向けた「レッドハットビジョン」 - (page 3)

大河原克行

2015-04-17 07:00

 また、同社では、3年ぶりにソリューションカタログを刷新。冊子のほか、ウェブでも公開し、同社が取り組む製品、サービスのほか、最先端の導入事例などを紹介していく。

パートナー増へ

 パートナー戦略では、レディビジネスパートナーを、2013年度の250社を、2014年度中に500社にまで拡大してきたが、これを2015年度は1000社へと増やした。「オープンソースに特化したパートナーを増やす。パートナーを活用して、新たな市場や新たな地域を開拓していく」と話している。

 国内では、すでに2000社が同社製品を取り扱っているが、これらのパートナーと新たにパートナー契約を結ぶことで拡大を図るという。

 また、クラウドパートナーは、50社から100社へと倍増。現在100人のクラウド認定技術者を1000人まで育成する。また、ミドルウェアパートナーも13社から20社に増やす考えを示した。

 そのほか、ストレージパートナーの支援策の充実、Embedded Programの国内導入や、Embedded Distributerの第1号としてSRAとパートナー契約を結ぶなど、IoT分野にも積極的に進出していく姿勢を示した。

エンタープライズ戦略

 エンタープライズ戦略では、通信、金融、製造、流通、サービスに加えて、政府、官公庁、公共、ユーティリティ、交通といった業界にも注力。これまでのハイタッチ対応していた600社に加えて、ミッドティアレベルの600社に対応する専任営業部門を発足させる。現在102社のユーザー会の会員数を20%増にするという。

 「フロントの営業体制を強化する。前年に比べて30%増員し、100人体制に拡大する」と述べた。

 地域戦略では、地域密着型の営業、パートナー支援体制を強化。九州、中国、沖縄でビジネスを展開する西日本支社の拡大や、東海地方でビジネスを展開する拠点を新設する計画を明らかにした。

 サービス戦略では、エバンジェリストの増員、OSSマーケットにおけるプレゼンスの推進を掲げ、「今年度中にコンサルタントを40~50%増員させる」と人材採用に関する考えを表明した。

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