就職面接の初心者へ--絶対に避けるべき10のミス - (page 3)

Jack Wallen (Special to TechRepublic) 翻訳校正: 石橋啓一郎

2015-04-22 06:15

8.質問をしない

 面接では、どこかのタイミングで、質問をする機会が与えられるのが普通だ。質問を用意しておき、答えてもらうべきだ。昇進のチャンスはあるのか?福利厚生はどうなっているのか?○○についての方針はどうなっているか?イメージは掴めるはずだ。こういった質問をすることで、相手にあなたは真剣だと伝えることができる。また、面接官は質問をされることを期待しているものだ。質問によって、あなたがビジネスの世界についてきちんと調べていることや、自分のキャリアに真剣に向き合っていることを知りたいと考えている場合もある。

9.付き添いを連れてくる

 面接の場に両親や兄弟、親友、ボーイフレンド・ガールフレンドを連れて行ってはならない。面接に臨むに当たって、他の人から心の支えが必要なのは論外だ。建物に入る時には、一人で堂々と入らなくてはならない。もし誰かに付いてきてもらう必要性があるのなら、車の中か、近くの喫茶店で待ってもらうべきだ。とにかく、付き添いを一緒に連れて入ってはならない。待合室でもだめだ。面接官(または受付)は、あなたに付き添いの人が付いてきているのを見た瞬間に、あなたには実際にその付き添いの助けが必要なのだと考えるだろう。そんな風に見られるのは避けるべきだ。

10.駐車料金を十分に払っておかない

 面接の最中にパーキングメーターが時間切れになりそうなのを思い出すようでは、もう救いようがない。面接官は忙しい可能性が高く、あなたがパーキングメーターまで走って戻って、硬貨を入れてくるまで待つことはできないだろう。パーキングメーターに駐車する場合は、必要だと思う時間の2倍分の料金を払っておくこと。さらによいのは、事後精算の駐車場に車を止めておくことだ。世の中ではいろいろなことが起こる。あなたの前の人の面接が長引いて、自分の番が始まる前にメーターの時間が切れてしまうかも知れない。

就職活動に入る前に

 この記事で挙げたアドバイスのいくつかに笑った人もいるだろう。「自分ならここに書かれているようなことはしない」と思った人もいるに違いない。もしそうなら、あなたに拍手を送る。しかし、大学を出ていない就活生の多くは、どんな風に面接を受けたらいいのか知らないのだ。これらのミスを避けて、しっかりした履歴書を用意し、技術を十分に理解していれば、面接ではうまくやれるはずだ。

 幸運を祈る!

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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