マクニカネットワークスは4月21日、SSL-VPNやネットワークアクセスコントロール、モバイルセキュリティ製品を提供する米Pulse Secureと販売代理店契約を締結したと発表した。Pulse Secureは、2014年10月のJuniper NetworksによるSSL-VPN関連事業売却に伴って設立された。
事業売却で新たにPulse Secureから販売されることとなった製品として、Juniperが販売していたリモートアクセス用SSL-VPNアプライアンス製品「Juniper SA/MAG」シリーズがある。
SA/MAGはマルチデバイス対応、3種類のアクセス方式、ユーザー層に応じたダイナミックなアクセスコントロール機能などでさまざまなリモートアクセスニーズに柔軟に応えられるという。セキュリティ面では、端末のセキュリティ状態をきめ細かくチェックするホストチェッカー機能や認証強化製品と組み合わせることで強固なセキュリティ環境を構築できるといった特徴があり、日本市場で実績があるとしている。
SA/MAGは現在、製品名を「Pulse Secure Connect Secure MAG」に変更。今回の販売代理店契約により、マクニカはJuniper製SA/MAGシリーズのユーザーに対するサポートを今後も継続するとともに、Pulse Secure製品の販売、サポートに注力していく。