Office Onlineのウィンドウ内におけるDropboxドキュメントの編集制御は、OneDriveドキュメントのそれと同じとなっている。Excel OnlineやWord Online、PowerPoint Onlineでの編集はすべて即座に保存される。手作業で保存する必要はなく、実際のところそのようなメニューも用意されていない。
DropboxでOfficeドキュメントを表示させると、以下のような高品質なプレビューが得られた。ただし、Dropbox側での編集はできない。このため、「開く」をクリックし、Office Onlineに切り替える必要がある(もっとも、ドキュメントの名前を変更する場合には、Dropboxウィンドウから行うことになる)。
ドキュメントを誰かと共有するには、Office Online側やDropbox側で「共有」ボタンを押せばよい。いずれの場合も、電子メールやインスタントメッセンジャーで送信できるウェブリンクが得られる。
リンク機能は今のところ荒削りなものとなっている。Dropbox側から共有されるOfficeファイルはすべて、読み込みのみと設定される。そして受信者は、ファイルを閲覧するか、コピーをダウンロードするか、自身のOffice 365を使ってオープンできる。しかし、Dropboxに格納されたファイルに対してはOneDriveの共同作業機能を使用できない。また、「Dropbox for Business」のアカウントがあれば、ファイルへのリンクをパスワードで保護できるが、OneDriveのように特定のユーザーに対してファイルを共有しながら、それぞれに編集権限の有無を指定するような方法は用意されていない。