スティック型PCとは、従来のデスクトップPCをポケットに入るサイズにまで縮小したガジェットだ。
スティック型PC市場は、IntelやGoogleの参入も予定されており、盛り上がりを見せつつある。本記事ではこの市場に出回っている製品と近々登場する製品を紹介する。

Intel Compute Stick
「Intel Compute Stick」はディスプレイのHDMIポートに差し込む製品であり、その価格は「Windows 8.1 with Bing」搭載モデルが149.99ドル、Linux(「Ubuntu 14.04 LTS」)搭載モデルが109.99ドルだ。
スペック的には中価格帯のタブレットと同じくらいであり、Intelのグラフィックス機能を統合したクアッドコアプロセッサ「Atom Z3735F」(開発コード名:「Bay Trail Refresh」)を搭載している。
ハードウェアはOSによって変わってくる。Windows版は2GバイトのRAMと32Gバイトのストレージを、Linux版は1GバイトのRAMと8Gバイトのストレージを搭載している。またこの製品は、フルサイズのUSBポートとmicro USBポート、Bluetooth 4.0、802.11b/g/nを装備している。
提供:Intel