スティック型PCとは、従来のデスクトップPCをポケットに入るサイズにまで縮小したガジェットだ。
スティック型PC市場は、IntelやGoogleの参入も予定されており、盛り上がりを見せつつある。本記事ではこの市場に出回っている製品と近々登場する製品を紹介する。

MK802 V5 LE(Linux Edition)
HDMI端子を装備し、Linuxが稼働する104.99ポンド(およそ155ドル)のスティックPC「MK802 V5 LE」はChromebitとほぼ同じ性能を有している。
この製品は家庭用のデスクトップ、あるいはシンクライアントPCといった用途を想定しており、Ubuntu 14.04 LTS上で「Xfce」デスクトップを稼働させている。メーカーのRikomagicによると起動は6秒以内に完了するという。
このコンピュータは別途電源を必要とし、1.8GHz駆動のクアッドコアプロセッサRK3288(GPUは「Mali-T764」)と、2GバイトのRAMを搭載している。また、16GバイトのeMMCストレージを搭載している他、MicroSDカードによる拡張も可能となっている。なお、802.11 b/g/nとGigabit Ethernetも装備している。
提供:Rikomagic