ビットサーフは4月23日、IBMのIaaS「SoftLayer」上に、トレンドマイクロのセキュリティサービス「Trend Micro Deep Security」を導入するサービス「Deep Security インテグレーションサービス for SoftLayer」の提供を5月18日から開始すると発表した。価格は税別60万円から。
ビットサーフは、エンジニアリングサービスとシステムインテグレーションサービスを提供するビットアイルのグループ企業で、これまでもSoftLayerの環境構築支援サービスを提供している。今回の新サービスは、SoftLayerで既に提供されているセキュリティ機能に加え、さらなるセキュリティ強化を施すものとして提供される。
環境構築からセキュリティの設定、チューニングまで提供し、SoftLayerが提供するセキュリティ対策や、Deep Securityの多彩な機能の中から、ユーザーの業務要件に応じた、最適な組み合わせによるセキュリティ対策を実現する。
Deep Securityにより、Linuxにおけるセキュリティ対策、SoftLayerのサービス上では未提供となっているセキュリティ一元管理ソフトウェア提供、セキュリティログ監視やファイル、レジストリの変更監視のニーズへの対応が強化されるという。
また、SoftLayer上に限らずオンプレミスシステムや他クラウドサービス上でのDeep Security導入支援も対応可能。ビットアイルのデータセンター、ビットアイルクラウドの活用により、ユーザー拠点とSoftLayer、他社クラウドとのハイブリッドクラウド・マルチクラウド利用もできる。

「Deep Security インテグレーションサービス for SoftLayer」 構成イメージ図