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米景気への信頼低下による日経平均急落 --米国景気はそこまで悪いのか - (page 2)

ZDNet Japan Staff

2015-05-01 12:36

1~3月の米景気を悪化は一時的要因と構造的要因のミックス

 1~3月の悪化要因には一時的なものが多く、今年後半にかけて米景気は再び成長率を高めていくと予想している。ただし、ドル高による輸出の減少など、構造的要因もあるので今後の米経済の動向には注意を要する。

一時的要因

  • 港湾労働者による大規模ストライキ

 1~3月はこの影響で、物流や生産に悪影響が出た。このストライキは既に終了している。

  • 寒波の影響で経済が停滞

 2年連続で寒波が米経済の足を引っ張った。

一時的と言い切れないものの、年後半にマイナス影響が薄れる見込みのもの

  • 原油価格急落の影響

 エネルギー価格の低下は、エネルギー多消費国の米経済に最終的にはプラス影響をもたらすと考えられる。ただし、原油価格の下げピッチが速過ぎたために1~3月はマイナス効果が先行した。シェールオイル掘削業者に破綻するところが出るなど、石油関連産業の利益が大きく減った。また、資源開発関連の設備投資にも急ブレーキがかかったとした。

 シェールオイルの生産が減り始めたことを受け、年後半には原油価格が1バレル60~70ドルに反発すると予想される。したがって、年後半には原油急落のマイナス影響は薄れる。一方、エネルギー価格低下が住宅投資や消費を支える効果は、年間を通じて続くと考えられる。

構造的要因

  • ドル高が続いたために米国の輸出競争力が低下している

 米経済は近年、ITや金融、消費関連産業中心に成長しており、輸出に依存する体質にはなっていない。ドル高のマイナス影響は現時点ではそんなに大きいとはいえない。ただし、ドル高による輸出減少が続くと、ボディーブローのように米経済にダメージを与えていく可能性はある。

下げ局面は日本株の良い買い場になる

 これから、日本の景気や企業業績の回復色が少しずつ強まっていくとの見方に変わりはない。下げたところは買い場と判断している。

 過去記事は、キーワード「日本株展望」から読めます。

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