Adobe Systemsは、同社の「Adobe Acrobat」と「Adobe Reader」に存在する、セキュリティ緊急度が「クリティカル」な脆弱性に対処するパッチを米国時間5月12日に公開する予定だ。
影響を受けるバージョンとして、「Windows」および「OS X」向けの、「Adobe Acrobat XI」と「Adobe Reader XI」(いずれも11.0.10とそれ以前の11.xバージョン)、および「Adobe Acrobat X」と「Adobe Reader X」(いずれも10.1.13およびそれ以前の10.xバージョン)が挙げられている。
同社は脆弱性の詳細を公開していないものの、現時点で攻撃は確認されていないと述べている。
これらのパッチは、IT業界各社のセキュリティパッチ公開の慣習に従い、該当月の第2火曜日に公開される予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。