メインフレーム・アカデミーのインストラクターはCSCが担当する。同社は1985年に設立以来、メインフレーム分野で環境構築、維持管理、ソフトウェア製品販売、セキュリティ管理などで実績を持ち、現在でも、IBMをはじめ、大手顧客、SIerとともに、年間数十件のメインフレームに関わるプロジェクト案件を支援。2013年からCA Technologiesとメインフレーム製品の販売、サービス支援で協業している。
CSCインテグレーションアーキテクチャ アーキテクトの三浦哲雄氏は、「コンピューターサイエンスは、メインフレーム向けソフトウェアの開発実績とともに、社内向けにメインフレーム技術者を継続的にトレーニングしてきた教育ノウハウを蓄積している」と同社を解説した。

コンピューターサイエンス インテグレーションアーキテクチャ アーキテクト 三浦哲雄氏
「私自身も米国でCA Technologiesのカリキュラムを受講した経験があるが、その際に感じたのは、インストラクターが非常に重要であるという点。最新動向にも精通したインストラクターが必要であり、日本IBMのメインフレーム技術者だった経験を持つ人材をインストラクターとして起用している」(三浦氏)
CA TechnologiesとCSCは2月に、コア2を対象に3週間の日程でトライアルキャンペーンを展開した。メインフレームのユーザー企業5社が受講しており、「良好な反応を得ており、手応えを感じている。メインフレーム・アカデミーは、1回あたり最低4社以上で実施する予定であり、1回あたり最大で10社程度を想定している」とした。