セールスフォース、スマートカレンダーのTempoを買収

Alan Lepofsky (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部

2015-06-02 10:27

 Salesforceがスマートカレンダーアプリを提供するTempoを買収した。

 Tempoは米国時間5月29日、自社WebサイトでSalesforceによる買収を告げるメッセージを掲載するとともに、今後の計画についても明らかにしている。それによると6月30日でTempoアプリは打ち切りとなる予定で、新規ユーザーの受付も終了したという。

 Tempoのカレンダーアプリでは、出席者のソーシャルメディアでの投稿、関連する電子メールやドキュメントなどが表示されるほか、目的地までの推定所要時間なども知らせてくれる。同社は2013年6月に1000万ドルを調達していた。

 Salesforceは2013年10月にソーシャルタスク管理ツール「Do」を終了した。同社にはモバイルアプリ「Salesforce1」の一部として「Today」アプリがあるが、Tempoほどの機能は備えていない。SalesforceがどのようにTempoを統合するのかは注目に値する。Salesforceが毎年秋に開催する年次イベント「Dreamforce」で明らかになるかもしれない。


提供:Constellation Research

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]