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セキュリティの懸念高まる産業用制御機器

日本株は上昇するも、米景気失速が続くリスクに要注意

ZDNet Japan Staff

2015-06-03 10:54

 6月2日の日経平均は26円安の2万543円となった。6月1日まで12営業日連続で上昇していたが、13営業日連続の上昇とはならなかった。日本の景気回復がデータに現れてきており、日本株の上昇を後押ししている。

 ただし、楽天証券経済研究所のチーフストラテジスト窪田真之氏は、米景気の減速リスクには注意を要すると話す。1~3月に失速した米景気が、果たして本当に4、5月から回復しているのか、今週発表の米景気指標に注目だ。

日経平均は過熱感の出ない12連騰のあと小幅安

 毎日の上昇幅が小さい「ほふく前進」相場が続いてきたので、12連騰後も過熱感は出ていない。

日経平均26週移動平均線からの上方かい離率:2012年10月1日~2015年6月2日


 日経平均の26週移動平均線からの上方かい離率は約10%で、過熱感はない。相場が過熱していたのは、2013年5月のバーナンキ・ショック直前だ。この時のかい離率は30%に近づいていた。

設備投資に回復機運

 財務省が1日に発表した1~3月期法人企業統計では、金融を除く全産業(資本金1000万円以上)の設備投資額が前年比7.3%増。大企業だけでなく、中小企業にも設備投資を増やす動きが出ている。長期にわたり国内で設備投資が低調であったため、老朽化した設備の更新需要が出ている他、円安で設備投資の国内回帰の動きが出ていることも追い風だ。

 法人企業統計の結果を受け、1~3月のGDP成長率(速報で前期比年率プラス2.4%)は、上方修正される見込みだ。GDP速報値が出る段階では、まだ法人企業統計が発表されていないので、設備投資の伸びを正確に見積もることができない。

 GDP速報値では「大まかな推定」で設備投資は前年比4.8%増とされている。ここが上方修正されることで、GDP全体の伸びも前期比年率プラス3%程度に上方修正される可能性もある。

 1~3月の米国GDP改定値は前期比年率プラス0.7%だった。1~3月で見ると、日本が予想以上に強く、米国が予想以上に弱い結果となっている。

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