編集部からのお知らせ
新着の記事まとめPDF「NTT」
おすすめ記事まとめ「MLOps」

クラウドはニューノーマル--AWS Summit Tokyo 2015 - (page 3)

三浦優子

2015-06-05 07:00

 3つ目の利用パターンは、「お客さまのニーズは多様で異なる」。ユーザーがやりたいことを実現するために、AWSでは多様なIT基盤プラットフォームを用意している。

 既存のIT資産をAWSに移行するためのサービス群も用意されているが、「個々に異なる企業ニーズは、コモディティとして取り扱うことはできない。最大公約数のものを選ぶのではなく、きっちりその企業にあったものを提供する」ことがAWSの姿勢だ。

 また、AWSは依然としてイノベーション続行中で、2014年には516の新機能とサービスを提供している。新しいサービスとして、共有ファイルシステムの課題を解決する「Amazon Elastic File System(EFS)」の提供をこの夏に始める。

 EC2のためのフルマネージド型ファイルシステムで、ペタバイトクラスで伸縮できるスケーラビリティ、複数のEC2インスタンスからNFSでアクセスする。SSDを採用し、非常に高いスループットと低いレイテンシ、高い可用性と信頼性を実現する。Amazon S3と同様に、自動的に複数のアベイラビリティーゾーンにデータを複製する。現在、プレビュー申し込みを受け付けている。


 また、4月からは日本語管理コンソールの提供がスタートしており、「日本のエンジニアの皆さんにとって、より使いやすい環境が提供できるようになった」という。


 4つ目の利用パターンは、「企業のデータ活用はかつてないほどに拡大」。ビッグデータが脚光を浴びているが、「企業にとってデータの収集、分析、保管、共有は、かつてはとても困難なものだった」とデータの取り扱いが厳しいものだったことを指摘。AWSはビッグデータを処理するための複数のサービスを提供しており、多くの企業がAWSでビッグデータ分析を実践している。

 回転寿司チェーンのスシローでは、ビッグデータを使って需要予測を行い、廃棄ロスが大幅に削減するという効果を生んでいる。

 こうしたサービスのベースとなっているのがAmazonがビジネスの実践で進めてきた自然言語処理、検索などの機械学習を積み重ねてきたこと。4月から提供されている、フルマネージド型機械学習サービス「Amazon Machine Learning」も、Amazonの実践で培ったノウハウによって生まれている。


 5つ目には、「古い足かせからの解放」が紹介された。従来、データベースは高価、独自仕様などの制約があったが、Amazon Auroraは商用データベースの10分の1で利用可能となる。


ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

特集

CIO

モバイル

セキュリティ

スペシャル

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    アンチウイルス ソフトウェア10製品の性能を徹底比較!独立機関による詳細なテスト結果が明らかに

  2. 経営

    10年先を見据えた働き方--Microsoft Teamsを軸に社員の働きやすさと経営メリットを両立

  3. セキュリティ

    6000台強のエンドポイントを保護するために、サッポログループが選定した次世代アンチウイルス

  4. セキュリティ

    ローカルブレイクアウトとセキュリティ-SaaS、Web会議があたりまえになる時代の企業インフラ構築

  5. 運用管理

    マンガでわかるスーパーマーケット改革、店長とIT部門が「AIとDXで トゥギャザー」するための秘策

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]