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値動きの荒い小型株投資ではテクニカル分析が大切

ZDNet Japan Staff

2015-06-05 11:03

 6月4日の日経平均株価は、14円高の2万488円だった。上下とも動きにくい展開だ。日本の景気、企業業績に回復色が強まっており、下値は堅くなっている。

 ところが、米景気が想定外に失速する中で、米FRBは年内利上げの方針を崩していないことから、米国株の上値は重くなっている。今晩ニューヨークで、5月の米雇用統計が発表される。米景気動向に、引き続き注目だ。

 今日は、小型成長株投資を行うときに注意すべき点について、楽天証券経済研究所のチーフストラテジスト窪田真之氏が述べる。

株の動きは短期は需給、長期はファンダメンタル(企業業績)で決まる

 値動きの荒い小型株投資では、チャートをしっかり見ておく必要がある。需給悪化(売りたい人が増えて買いたい人が減っている状況)が、いち早くチャートに現れることがあるからだ。最高益を更新中の成長株であっても、チャートが崩れてきた時は、一度売った方が得策だ。


 上の図は、小型成長株の値動きが荒くなる場面のイメージ図だ。ここで示したように、たとえ業績は安定的に成長していても、株価は安定的に上昇するとは限らない。

 バイオ関連、ロボット関連、インバウンド(訪日外国人観光客)関連などと、成長テーマに乗って熱狂的に買い上げられると、その後、人気が冷めたときに、暴落することがある。

 株価が急騰している間は、いくら利益成長力から見て買われ過ぎと思っても、上昇は簡単には止まらない。勢いよく上がっている際に空売り【注】をしかけると、踏み上げられて損切りの買戻しを迫られることになりかねない。

【注】空売り:信用取引口座で、保有していない株を売り、株価が下がった時に買い戻して利益を得ることを目指す取引。空売り後に株価が上昇したところで買い戻すと、損失が出る。ところが、ひとたび、株価が急落を始めると、今度は安定的に最高益を更新している成長株であっても、株価の下落は簡単には止まらない。「最高益を更新している成長株なのに」といって損切りをためらっているうちに、損失が拡大することもある。

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