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今週の明言

テラスカイ社長が語る「クラウドの勢力争い」 - (page 2)

松岡功

2015-06-12 11:13

 米国のIT企業では、記者会見の場で市場の勢力争いについて自分の意見を率直に話す経営者が少なくないが、日本のIT企業の経営者では稀だ。もちろん、企業として確固たる存在感を示してこそだが、佐藤氏はその立ち位置に居る。今後もぜひ歯切れのいい発言を期待するとともに、同氏に続く人材がどんどん出てきてもらいたいものである。

「顧客満足を第一義としたエクセレントサービスカンパニーを目指したい」
(ユニアデックス 入部泰 代表取締役社長)


ユニアデックスの入部泰 代表取締役社長

 日本ユニシスの子会社であるユニアデックスは先ごろ、日本ユニシスが開いた中期経営計画(2016年3月期~2018年3月期)に関する記者およびアナリスト向けの説明会で、事業戦略を明らかにした。入部氏の冒頭の発言は、ユニアデックスの目指す姿を示したものである。

 入部氏はまず、ビジネスを取り巻く環境として、「顧客のクラウドファーストへの急激な変化」「あらゆるモノがつながるIoT(Internet of Things)の進展」「海外の経済成長に伴うグローバル対応のニーズ増加」「従来型ICTサービスのコモディティ化」といった点を挙げた。

 これらを踏まえたうえで、次の4つを事業の重点戦略としていくことを明らかにした。1つ目は「IoT市場への対応」。IoT市場に向けたマネージドサービス、インテグレーション、ITプラットフォームの提供に注力していく。2つ目は「グローバルビジネスの拡大」。グローバルITアウトソーシング運用サービスの販促に力を入れる。

 3つ目は「Software Defined(SD)への適応」。ネットワーク機器やストレージ製品のSDx対応に伴い、技術力や販売体制を強化していく。4つ目は「クラウドファーストへの対応」。さまざまなクラウド形態が利用されつつある中で、日本ユニシスグループが提供する「U-Cloudサービスプラットフォーム」を軸に、マルチクラウド環境のインテグレーションおよび統合管理・運用を推進していくとした。

 ユニアデックスは、日本ユニシスグループのITサービス会社として、さまざまな事業を展開している。入部氏が同社の目指す姿として示した「エクセレントサービスカンパニー」にも「サービス」へのこだわりが感じられる。今後、同氏が示したマルチクラウド環境のインテグレーションなどを着実に拡大していくことができるか、注目しておきたい。

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