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郡山市、1300人のデスクトップ仮想化環境を構築

山田竜司 (編集部)

2015-06-21 07:00

 郡山市役所は情報セキュリティ向上と運用コスト削減を目的とし、全職員約2000人のうちバックオフィス業務を担当する約1300人を対象に仮想デスクトップ環境構築。2014年12月から利用している。ネットワンシステムズが6月19日に発表した。

 今回の仮想デスクトップ導入によって、職員が取り扱う業務データをデータセンター側で集中管理する。さらに、この仮想デスクトップ環境は全拠点約120カ所に順次展開するシンクライアント専用端末のみで利用可能という。

 これによりPCの紛失や盗難による情報漏えいリスクや、災害や誤操作によるデータ消失リスクを低減し、セキュリティを向上。職員のデスクトップ環境を一括で管理可能にすることで、運用コストも削減する。

 今回の導入は災害時における業務継続計画の一環でもあり、この仮想デスクトップ基盤には、検証済み仮想デスクトップパッケージ「EMC VSPEX」を採用し、初期投資コストと運用コストを削減したという。


概要図

 導入を担当したネットワンシステムズは、自社での運用経験を交え、レスポンスタイムを高めつつコストも最適化する設計、構成を実現しているとした。

 運用面では、アプリケーションの追加やソフトウェアアップデートなどがマスターイメージの修正のみで済むため、運用負荷軽減に寄与しているという。また、VMware環境の運用管理ツール「VMware vCenter Operations Manager for Horizon View」により、仮想デスクトップ環境の稼働状況をモニタリングし、システムの安定稼働や、リソース配分を最適化しているとアピールした。

 郡山市ではこの仮想デスクトップを検証しながら、文書管理やグループウェアなどの「内部事務システム」や、税や福祉などの「住民情報系システム」などで、ほぼ全システムを仮想デスクトップ化する予定と説明。仮想デスクトップを活用したワークスタイル変革も視野に入れている。

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