Linux Foundationは米国時間6月22日、最新プロジェクト「Open Container Project(OCP)」の立ち上げを発表した。コンテナ技術のDockerら20以上の企業や組織が参加している。
OCPはベンダーの間で高まるコンテナ技術の提供を受け、コンテナのフォーマットとランタイムにおける標準の確立を目指す。プレスリリースによると、近年はDockerのイメージフォーマットとコンテナランタイムがデファクト標準になっており、OCPはこれをベースに、進化した標準と仕様を目指すという。
Dockerはコンテナフォーマットとランタイム「runC」を寄贈しており、これを土台として新たな技術を構築する。OCPに関するプロジェクトはhttps://github.com/opencontainersで公開される。すでにrunCが公開されている。
Dockerのほか、Apcera、Amazon Web Services(AWS)、Cisco Systems、CoreOS、EMC、富士通、Google、Goldman Sachs、Hewlett-Packard(HP)、Huawei Tehcnologies、IBM、Intel、Joyent、Pivotal、Mesosphere、Microsoft、Rancher、Red Hat、VMWareが参加している。