オープンソースのNoSQLデータベース「Redis」を利用したクラウドサービスを提供するRedis Labsは米国時間6月25日、シリーズB投資ラウンドで1500万ドルの資金を調達したと発表した。同社によると、今回の資金注入により、セールスおよびマーケティングを拡充するとともに、ソフトウェアエンジニアリング活動を強化することになるという。
CEOのOfer Bengal氏
提供:Redis Labs
今回の資金調達ラウンドを主導したのはBain Capital VenturesとCarmel Venturesであり、Silicon Valley Bankも参加した。今回の調達ラウンドにより、カリフォルニア州マウンテンビューに拠点を置く同社は総額で2800万ドルの資金を手にしたことになる。
オープンソースで、キーバリュー型のキャッシュやストアとして機能するRedisは、データベースエンジンの普及ランキングにおいてここ1年で着実に順位を上げ、5月時点で10位にまで躍進しており、「MongoDB」や「Cassandra」とともにトップ10圏内における数少ない非リレーショナルデータベース製品の1つとなっている。また、キーバリューストア(KVS)型のデータベースモデルとしてはトップの座に君臨している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。