Googleがクラウド技術を土台としたコードリポジトリ「Cloud Code Repository」を静かにローンチしている。Cloud Code Repositoryは、「Google Cloud Platform」上でホスティングされたプライベートなコードリポジトリ機能を提供するものだ。現在 、サービスはベータ段階にあり、無料で登録できる。Gitのリモートリポジトリとして設定でき、プッシュ、プル、クローン、ログなどの操作が可能だ。
ソースコードエディタもあり、ブランチ、コミット、タグなどの単位でリポジトリファイルを閲覧できる。「Google Developers Console」からクイック編集も可能だ。Google Developers Consoleから作成したプロジェクトは関連するCloud Sourceリポジトリを持ち、アプリケーションやサービスのコラボレーション開発にこれを利用できる。
ダッシュボードは「Google Cloud Debugger」と連携しており、これを利用して「Google Compute Engine」や「App Engine」上で動くJavaアプリケーションを起動したままでインスペクションできる。速度に影響を与えることもないという。
Gitリポジトリを「GitHub」や「Bitbucket」でホスティングされたリポジトリと接続することも可能で、Cloud Sourceリポジトリと自動で同期できる。
Cloud Code Repositoryのベータ版は無料ストレージとして500Mバイトまで無料で提供する。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。