Oracleは米国時間6月29日、Eコマース市場向けのクラウドサービス「Commerce Cloud」を発表した。「Oracle CX(Customer Experience)」製品群の一部であり、ストアフロント構築、リコメンデーションエンジン、デザインテンプレート、SEOツールなど、Eコマースサイトの構築と運営に必要な各種のサービスを提供する。
Commerce Cloudは先頃いったんプレリリースされていたが、OracleはOracle CX製品群全体を差別化するための中核的な製品として、Commerce Cloudを再び前面に押し出す戦略を採った。
Oracleの製品開発担当シニアVPであるKen Volpe氏は、Commerce CloudがEコマースサイトの運営に伴う日常の管理業務の負担を大幅に軽減することについてプレスリリースで述べた。Oracleは同製品の最大の特長として使いやすさをアピールする。Commerce Cloudは基本的なフロントエンドのコーディングスキルだけで運用可能なうえ、API指向のアーキテクチャにより、開発者はビジネスのニーズに合わせて簡単にプラットフォームを拡張できるという。
Eコマース市場では、BigcommerceやShopifyなどの新興企業が、先進的な技術と巨大企業にはない身軽さを武器に迅速に立ち回り、急速にシェアを拡大している。そうした激戦が続く市場へ参戦するにあたり、Oracleは持てる武器をすべて投入する必要がある。そのためCommerce Cloudは、巨大インフラストラクチャ「Oracle Public Cloud」上に構築されるとともに、Oracle CXが提供するマーケティング、ソーシャル、セールスなどの各種クラウドアプリケーションにアクセスできるなど、同社ならではの強みを活かした差別化が図られている。
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この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。