Red Hatは米国時間7月1日、SAPのインメモリプラットフォーム「SAP HANA」向けの「Red Hat Enterprise Linux for SAP HANA」をAmazon Web Services(AWS)のパブリッククラウド向けに拡大したと発表した。AWSの「AWS Marketplace」で提供される。
Red Hatは2014年からSAP HANAでSAPと提携しており、この下で開発されたRed Hat Enterprise Linux for SAP HANAは統合されたプラットフォーム提供する。オープン、拡張性、可用性などの特徴を持ち、企業はこれを利用して意思決定とビジネスプロセスを高速化し、運用環境をRed Hatプラットフォーム上に標準化できるとしている。
今回、実装の選択肢を拡大し、あらゆる形の企業のビックデータソリューションをサポートできるとしている。顧客はまた、クラウドプログラム「Red Hat Cloud Access」を利用して、「Red Hat JBoss Enterprise Application Platform」「JBoss Enterprise Web Server」「OpenShift」「Red Hat Gluster Storage」などのRed HatソリューションをAWS上で実装できるという。