編集部からのお知らせ
New! 記事まとめ「ISMAP-LIU」
話題の記事まとめ「通信障害と社会リスク」

IPv4アドレス枯渇近づく--北米のIPアドレス管理団体ARINが警告

Steven J. Vaughan-Nichols (ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部

2015-07-06 10:36

 カナダ、米国など北米のインターネットアドレスの管理を行う非営利グループのAmerican Registry for Internet Numbers(ARIN)は、「Unmet Request Policy」を発表した。需要に対して供給できるIPv4アドレスブロックの枯渇を示すものとなる。

 IPv4アドレスはどれぐらい残っているのか?IPv4 Address Reportによると、ARINが持つアドレスプールのうちIPv4のアドレスブロックは0.0085 /8しかないと報告している。つまり、ARINに残っているのは500アドレスブロックもないということになる。最後の2~4週間分のアドレスしかないのだ。

 インターネットアドレスが必要なら、いくつかの選択肢がある。まず、ARINに残っている在庫のうち最大のブロックサイズのIPv4アドレスの割り当てをもらう。次に、インターネットアドレス再販事業者からIPv4アドレスを購入する。あるいは、IPv4アドレスのウェイティングリストに入って待つこともできる。

 だが、アドレスブロックが空くのを待つという選択肢は、絶望的と思っておいたほうがよいだろう。ARINの最高経営責任者(CEO)のJohn Curran氏は、「アドレス空間がARINに戻ることはほとんどないので、ウェイティングリストは最後の手段といえる」と述べている。

 賢明な手段は、思い切ってIPv6に移行することだろう。IPv4アドレスは非常に限られている。モバイル端末の急増とこのところのモノのインターネット(IoT)により、IPv4アドレスの枯渇は予想より速く進行している。

 自社のITチームがすぐにIPv6への移行を実行できない場合、移行を容易にする技術を持つ次世代のインターネット企業のソリューションを検討するのもよいだろう。

 ARINのアドレスプールが枯渇に近づいており、今後IPv4アドレスの価格が上昇することが予想される。そこで、ARINのCurran氏はISPのIPv6への移行を呼びかけている。


この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    【講演資料】Sentinel運用デモ-- ログ収集から脅威の検知・対処まで画面を使って解説します

  2. セキュリティ

    SASEのすべてを1冊で理解、ユースケース、ネットワーキング機能、セキュリティ機能、10の利点

  3. ビジネスアプリケーション

    北海道庁、コロナワクチン接種の予約受付から結果登録まで一気通貫したワークフローを2週間で構築

  4. セキュリティ

    Sentinel運用デモ-- ログ収集から脅威の検知・対処まで画面を使って解説します

  5. セキュリティ

    セキュアなテレワーク推進に欠かせない「ゼロトラスト」、実装で重要な7項目と具体的な対処法

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]