Accentureは米国時間7月9日、クラウドベースのアナリティクスサービス「Accenture Insights Platform」をリリースしたと発表した。これは、インテグレーターがソフトウェアベンダー化している状況を表す一例と言える。
Accentureは、Insights Platformが会社幹部やデータ科学者、ビジネスユーザーに向けた「サービスとしてのアナリティクス」スイートだと説明している。
Accentureをはじめとするインテグレーター各社は、ビジネスの変革を実現するための独自のアプリケーションやサービスの開発にますます力を入れるようになってきている。ただ現状では、インテグレーターはさまざまな消費モデルにより、顧客がそうした変革に着手しやすいようにする必要もある。
Accentureは、企業がこの新たなアナリティクスサービスを利用すれば、24時間以内のプロビジョンが可能であるとともに、アクション可能な最初の洞察を数週間以内に利用できるようになると約束している。なお、Insights PlatformはAccentureのクラウドプラットフォーム上で稼働する。
このサービスはデータを取り込み、業界のアプリケーションカタログや可視化ツール、データサイエンスツールを提供する。Accentureの提供する消費モデルは、企業が事前の大規模な資本投資というハードルを乗り越えることなく入手できるよう、サブスクリプションベースの販売となっている。
同社は、Insights Platformがユーティリティマネジメントやワークフォースマネジメント(WFM)といった分野で利用できると述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。