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4年間でアクセス数17倍--九工大、11ac対応AP250台で無線LAN環境を更改

NO BUDGET

2015-07-14 16:53

 国立大学法人九州工業大学は、近年のモバイルデバイスの普及に起因した利用ニーズ急増を受け、今後に向けて無線LANシステムを更改した。戸畑、飯塚、若松の3キャンパスに合計250台超のアクセスポイント(AP)を設置、統合管理基盤も導入した。アルバネットワークスが7月13日に発表した。

 九工大は、北九州工業地帯発展という設立の理念を受け継ぎ産学連携に力を入れてきたほか、eラーニングシステムの導入などICT教育に力を入れており、以前から無線LANの導入が進められていた。近年は、モバイルデバイスの普及が急速に進んだことから無線LAN利用ニーズも急増、2008年からわずか4年間でアクセス数が17倍以上になるほどであったという。

 これを受けて九工大では、3キャンパス共通のネットワーク基盤「全学セキュアネットワークシステム」の整備に着手した。現状を1年かけて調査し、3キャンパスを統合する全学セキュアネットワークシステムの仕様書を作成、eラーニングシステム運用で個々のAPに同時に数十人が快適にアクセスできること、AP数の大幅増に伴う運用負担を抑えることなどが要件として盛り込まれた。

 入札の結果、Arubaの無線LAN製品が最も高い評価を獲得して採用。Aruba製品には、高速で安定かつ安全な無線LANを構築するという要件に加え、旧システムでもArubaが採用されていたことから高速通信が不要なエリアでは従来のAPを流用でき運用管理もそのまま実施できるというメリットもあったと説明している。

 全学セキュアネットワークシステムでArubaは3キャンパスに合計250台超のIEEE 802.11ac対応アクセスポイント「AP-225」と、戸畑と飯塚の各キャンパスにモビリティコントローラ「Aruba 7210」シリーズを設置、これらの統合管理基盤として「Aruba AirWave」を導入して集中管理するための環境を構築した。

 新環境では、11acで体感速度を向上したほか、APとコントローラの集中管理で運用負荷も軽減できたという。AirWaveは死活監視に加え、リモートで再起動できることから、問題発生時も現場に赴くことなく解決でき、また問題のあるユーザーの行動を位置も含め詳細に把握して可視化できることから、セキュリティインシデントの対応も容易になったとしている。

ネットワーク構成イメージ
ネットワーク構成イメージ(アルバ提供)

 九工大では今後、無線LANの利用可能エリアを現状の50%程度から、優先度に応じて拡大、また無線LANネットワークのセキュリティ強化も、引き続き注力していく予定としている。

 同大では、さまざまな実験や研究にネットワークが利用されており、利便性を損なわないことも大きな課題であることから「セキュリティの強化とユーザーの利便性確保の両立では、Arubaの知見を活かし、相談に乗ってもらいながら慎重に取り組んでいく(九工大 情報科学センター准教授 情報基盤運用室室長の中村豊博士)と説明している。

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