NECは7月21日、業務システムを安全に利用できるという「セキュアブラウザ」と、セキュリティを強化した法人向けAndroidタブレット「LAVIE Tab E ビジネス向けモデル」の発売を開始した。
セキュアブラウザは、特定のウェブサイトへのアクセス制限に加え、ウェブサイトの閲覧情報などの利用情報を端末に残さない。一定時間操作しないと自動で終了する機能も持ち、外出先でもウェブを利用した業務の安全性向上を実現したという。
用途にあわせたカスタマイズを提供するタブレットソリューション「NEC Solution Tablets」のメニューの一つとして追加される。税別価格は2500円。8月下旬から出荷する。

セキュアブラウザ利用イメージ(NEC提供)

LAVIE Tab Eビジネス向けモデル(NEC提供)
LAVIE Tab E ビジネス向けモデルは、Solution Tablets対応タブレットとして、コストパフォーマンスとビジネス利用に適したセキュリティ強化を実現したと説明する。Android 5.0や最新64ビット対応クアッドコアプロセッサの採用で性能を向上させているという。
8型ワイドモデルは狭額縁の採用で外出先での業務に適した手のひらサイズの筐体としている。10.1型ワイドモデルは、無線混信のリスクが低い5GHz帯無線LANに対応し、安定した環境で無線通信が可能。
10.1型ワイドモデルはケイ・オプティコムが提供する通信サービス「eo光ネット」の利用者向けプラットフォームサービス「eoスマートリンク」タブレットとして採用され、Solution Tabletsでカスタマイズして提供される予定。
税別価格は8型ワイドモデルが3万3800円、10.1型ワイドモデルが4万8800円。8月3日から出荷する。