VMwareは米国時間7月21日の株式市場終了後、2015会計年度第2四半期決算(6月30日締め)を発表した。目を見張るような内容はないものの、アナリストらの予想を上回る結果となっている。
同四半期の純利益は1億7200万ドル(1株あたり40セント)。
非GAAPベースでは売上高が前年同期比10%増の16億ドル、1株あたり利益が93セント。
アナリストらは売上高を15億9000万ドル、1株あたり利益を91セントと予想していた。
同社は多くの詳細を明らかにしていないが、同四半期のソフトウェアライセンス収入は前年同期比4%増の6億3800万ドルだったという。
基本的に、ドル高の影響がなければこれらの数値は恒常通貨ベースで少なくとも若干は高くなっていたはずだ。
例えば同社によると、売上高は前年同期比10%増ではなく、最大で13%増となっていたはずであり、ソフトウェアライセンス収入は前年同期比4%増ではなく、最大で9%増となっていたはずだという。
それでも、同社の最高経営責任者(CEO)Pat Gelsinger氏は21日の決算発表時に、これらの数値は「第2四半期を通じて、業界のアナリストやパートナー、顧客が、この業界における当社の価値を認めた」結果だと述べている。
アナリストらはVMwareの第3四半期について、非GAAPベースの売上高が16億6000万ドル(1株あたり1ドル)になると予想している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。