KDDI、クラウド基盤サービスで仮想ADCアプライアンスを採用

NO BUDGET 2015年07月30日 12時40分

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 KDDIは、企業向けクラウド基盤サービス「KDDIクラウドプラットフォームサービス」(以下、KCPS)において、新たな仮想ADC(アプリケーション・デリバリー・コントローラ)アプライアンスを採用した。仮想ADCアプライアンスを提供するA10ネットワークスが7月29日、発表した。

 KCPSは、インターネットとイントラネットからの接続に対応し、企業の用途に応じてパブリッククラウドやプライベートクラウドとして利用できるクラウド基盤サービス。稼働率99.99%のSLAを標準で備え、事業継続のニーズにも対応可能なサイトバックアップ機能など拡張性に富むオプション機能を提供する。

 そのオプションの1つとして、ロードバランサ機能が以前から提供されてきたが、ユーザーが負荷分散以外の機能を利用するには追加ライセンス購入が必要だったことや、各インスタンスに含まれる仮想ADCライセンスキーを毎年更新する必要があるなど、コストや手間などの面で課題があった。

 近年では、アプリケーションを最適化し、優れたユーザー体験を提供するためADC機能を搭載したロードバランサへの需要が高まっている。KDDIはこれまで使ってきたロードバランサの課題を解決するため、新たにA10の「vThunder ADC」アプライアンスの採用を決めた。

 選定の理由として、KDDIのクラウド基盤サービスを強化する多彩な機能を備えていること、運用コストの削減と社内ワークロードの合理化が実現できたことなどを挙げている。KCPSで新たに採用したvThunder ADCの機能は、7月30日から利用可能となる(月額料金制)。

 vThunder ADCの特徴は以下の通り。

  • セキュリティとディザスターリカバリ機能が追加されたグローバルサーバーロードバランシング(GSLB)機能
  • ADCライセンスキーの更新が不要になり、設備投資、運用コスト、ワークロードの削減が可能に
  • 導入後すぐに、高い拡張性、セキュリティ、高い信頼性の機能を活用可能
  • 機能制限なしで高度なアプリケーションパフォーマンスを実現
  • キャリアグレードネットワーキング(CGN)のCGNATによって制限のあるIPv4アドレスが拡張されるとともに、多数の機能によってIPv6への容易な移行が可能
  • アプリケーションデリバリパーティション(ADP)が需要に応じた高密度マルチテナンシ環境をサポート
  • L4-7アプリケーションデリバリーコントローラサービス

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