ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)は、インターネットを軸として展開する各種サービスのアプリケーション性能を向上させるため、アプリケーションパフォーマンス管理製品であるを導入した。製品を提供した新日鉄住金ソリューションズとアップダイナミクス ジャパンが7月29日、発表した。
GDOは、ゴルフ専門サービス企業としての情報量を強みとし、インターネットを軸としたゴルフ用品の販売や関連情報の配信、ゴルフ場オンライン予約、広告メディア事業などゴルファーのためのサービスを展開。
インターネットサービスでは、レスポンスが顧客満足度に直結するため、アプリケーションの性能が重視されている。快適なインターネットサービスを継続的に提供するには、性能低下につながるシステム上のボトルネックを早期に発見、解決し続けることが必要となる。
そこで今回、GDOはアップダイナミクス ジャパンのアプリケーションパフォーマンス管理製品「AppDynamics Pro」を導入することにした。同製品は、異なるネットワーク上の複数のシステムで構成されるようなインターネットサービス全体を俯瞰して把握でき、レスポンス低下の事前検知を容易にする。
原因をソースコードレベルで可視化することで、迅速な問題解決も可能。これによりGDOは、適切な担当者が迅速に問題解決することができるようになり、レスポンス低下やアプリケーションエラーによる機会損失を確実に防げるようになった。

複数のサーバやクラウド環境に分散したアプリケーションの依存関係を自動で検出、可視化マップを作成する。
AppDynamics Proの特徴は、顧客視点でシステムのレスポンス状況を監視できること。アプリケーションのレスポンスタイムを監視し、サービスのパフォーマンスを顧客視点で把握できる。これにより、システムのレスポンス悪化による顧客離れや売り上げへの影響を抑制できるという。応答遅延を引き起こしている処理を把握し、アプリケーションロジックまでドリルダウンできるため、素早く問題を解決できるとしている。