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オートメーションの進展が仕事を奪う?--それでも必要とされる10の職

Patrick Gray (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 川村インターナショナル

2015-08-14 06:30

 産業革命、オフショアアウトソーシング、社員から契約労働者への切り替えに続く労働の大きな変化は、オートメーション(自動化)によって起きるとみられている。組み立てラインの作業者からファイナンシャルプランナーまで、あらゆる職がロボットや「インテリジェント」コンピュータに取って代わられると予想されるなか、オートメーションによる失業の心配がない職種にはどんなものがあるだろうか。

1. 投資家向け広報(IR)のプロフェッショナル

 オートメーションが進む企業では、マシンがほとんどの分析機能を実行しているかもしれないが、低調な四半期決算にも平静を装い、さまざまな金融規制方針に従うため「情報発信を管理」する人間は、今後も投資家に必要とされるだろう。

2. マーケティングマネージャー

 マーケティング関連の「科学」はマーケティング分析という形でオートメーションが進んでいるものの、人間は基礎経済学でいうところの「合理的行為者」ではない。トレンドや購入行動の解釈においては、なおさら人間の不合理性が際立つ。既存製品の販売促進や新製品の開発についての決定を下すために、人間が製品や販売に関するデータを解釈することが、今後ますます求められるようになるだろう。

3. CEO

 トップに立つ機会はそれほど多くない。ましてオートメーションが入り込む余地はほとんどないだろう。筆者が会ったことのある最高経営責任者(CEO)にはロボットのような性格の人が何人かいたが、リーダーシップや対人スキル、直感など、成功する企業のトップの特徴であるものをマシンが獲得することはなさそうだ。とはいえ、こうした未来のリーダーたちは、自分が指揮する企業の経営状態について迅速に洞察するマシン部隊を利用するようになるだろう。

4. プロジェクトマネージャー

 プロジェクトマネージャーはミニCEOとでも言うべき職種であり、そのリーダーシップと計画立案能力が近い将来、オートメーションによって再現されることはないはずだ。「未来のプロジェクトマネージャー」は、数百人の人間で構成されるチームではなく、マシン部隊を従えるようになるかもしれない。マシンに補助的なタスクの実行を任せ、さまざまにうまく相互依存できるようにするだろう。

5. 安全管理者

 一部の企業(と業界全体)では、人間の命が日々危険にさらされている。石油探鉱でも忙しい倉庫でも、適切な安全措置を講じなければ、危険物質や高速で動く機材によって、簡単に人の命が失われてしまう。マシンは故障しても別のものと取り替えれば済むが、人が傷ついた場合はそうはいかない。オートメーションが進むなかで、人間がこうした環境でマシンと連携する安全な方法を設計するには、おそらく人間の洞察力や認可が必要になるだろう。

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