IBMは米国時間8月5日、世界で3カ所目となる「Bluemix Garage」をトロントに開設した。Bluemix Garageは、企業として使える新興企業の手法を大々的に活用し、製品をいち早く市場に送り届けられるようにすることを目的としたコラボレーションセンターだ。
Bluemix Garageはライアソン大学の新興企業インキュベーターである「The DMZ」内に設置され、サンフランシスコとロンドンに次ぐ第3の拠点として運営されることになる。
Bluemix GarageによってIBMは、サービスとしてのBluemixプラットフォームを推進するとともに、新興企業と大企業をつなぎあわせる接点になろうとしている。Bluemixは100種類にも及ぶツールとサービスを提供する、オープンソースの「Cloud Foundry」をベースにした世界最大規模のクラウドオファリングだ。
そしてBluemix Garageの目的は、製品設計とアジャイルな製品開発、統合に軸足を置いた方法論を通じて、新興企業が市場に製品を迅速に投入するための支援を行うことにある。
IBMは2015年中に、フランスのニースやオーストラリアのメルボルンでもBluemix Garageをローンチする計画だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。